本年度の関東地区三商大OB対抗戦が11月30日(土)、一橋大テニスコートで行われた。当日は神戸大学で
現役の三商大戦が組まれ、同じ日に関西と関東で現役、OBが対抗戦を行うことになった。
今回の参加者は神戸大10名、一橋大11名、大市大11名で、参加者の年齢構成は神戸大を除き大きく
若返った。
チーム全員の年齢合計を参加者数で割った平均年齢は神戸大70.9歳、一橋大54.8歳、大市大52.0歳と、
神戸大が顕著に高齢であった。また、平成卒が神戸大0名に対し一橋大4名、大市大4名と、神戸大以外は
世代交代が始まっているようである。
各校11ペアで臨んだ対抗戦の成績は平均年齢を顕著に反映し、優勝は大市大、準優勝一橋大、三位神戸大で
あった。神戸大は対一橋大2-9、対大市大1-10の惨敗であった。一方、一橋大と大市大の優勝決定戦は6-5で
大市大が勝利、わずかであるが年齢層の若いチームが優位だったようである。これまで常勝の神戸大は他校の
若返りには太刀打ちできず、完膚なきまでに打ちのめされたのが今年の対抗戦であった。
それにしても他校の若返りは頼もしい。平成28-30年代の若者との対戦では完敗したものの、わが子よりも
若い方々との真剣試合は我々にとって、貴重な機会であった。わが校も次回は若者の参加を目指したい。
試合終了後の宴会では久々に優勝した大市大のメンバーが喜びを隠さず、特にいつも苦汁を飲まされていた
神戸大に対して圧倒的な勝利を収めたことが嬉しかったようだ。また、一橋大幹事から来年は三商大が創生
されて80年との紹介があり、記念大会とすべきか今後検討とのことであった。
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