今年の大学リーグ戦観戦記


 (総監督)吉岡伸敏(昭42卒)

           
                         
今年の大学リーグ戦は、9/3から始まり、男子部は3部で5勝全勝優勝、トップ通過で入替戦に出場、昨年は4部から3部、

1年の最短で3部から2部昇格を堂々と決めた。

創部110周年事業の新部室竣工の年、見事に期待に応えた快挙で歴史的な年になりました。

他方女子部も4部3位(3勝2敗)あと1歩で、入替戦に出場逃し、残念ながら4部残留になったが、来年に希望を繋ぐ奮闘

ぶりでした。

 男子部は、近国で阪大、京大、大教大を撃破、2連覇、勢いに乗ってリーグ戦に臨む。

初戦から難敵大市大戦は、D1本選出場花村組に、井上・福永組が競り勝ち、D2-1、S2-1、4-2で日没。翌日S足立、

井上君が順当勝ち、6-3で勝利、流れを作る。

第2戦難敵京大戦も、D2-1、S2-2、4-3でまたも日没。翌日井上君が1G取り、勝つが中西君逆転負けで5-4辛勝。

第3戦大産大9-0、第4戦大教大8-1、最終戦京産大7-2と全勝、上昇気流に乗る。

入替戦迄の3週間は、体調維持、怪我注意、対戦校分析等綿密な準備をし緊張感を持って臨んだ。

10/1大阪舞洲の入替戦でドラマが再現、2部6位大阪学院大戦にD3-0、S2-0、5-0で完勝。D3足立・金治組勝って涙、

D2山本・中橋組最後の試合を飾る。D1井上・福永組は本選出場組を相手とせず、スピード・実力差で圧勝、D3-0で

勢いを増し、S4山本君はエースの役割果たし、王手。S6松井君は2nd2-5から力強いストロークで逆転勝ち、勝利を決めた

リーグ戦男だ。悲願の2部昇格を決めました。

昨年来、佐宗主将以下チーム一丸でダブルス強化、体力強化、練習法工夫、上位校との対抗戦等取組み、イレギュラー、

応援等各自役割を果たし、結束力の強いチームに育った。

また山口部長、男子部、女子部、OB・OG、ご両親を含めた大応援団は他大学を圧倒、皆様の応援のお蔭と感謝しており

ます。勝利の瞬間、大歓声が舞洲中に響き渡り、続々と胴上げ、昨年に続き、小生も胴上げで大感激です。5年前の

危機的状態から、5代の主将以下の真摯な取組みと皆の頑張りが奏功、夢実現です。


 2部昇格という目標達成、「強い神戸を取戻す」リードした4回生は立派に役割を果たし有終の美を飾りました。

来年の新目標「1部昇格」を目指す取組みが始まっており、3回生以下の新体制にバトンタッチ、「継続は力」更なる高みを

目指そう。
                                

 以 上