2016年度リーグ入替戦(2部昇格)観戦記

曽根 準(昭34卒)
10/1 今シーズン最後の入替戦で神戸有利の前評判もあったが本番は何が起こるか判らないので

この目で勝利を見定めたいと思って舞洲に参りました。

 小生が会場に到着した時は、既にD3.D2が楽勝した後でD1が始まりました。

2年生ペア福永・井上組は原・浅野組(本戦出場)格上をものともせず、伸び伸びプレー、サービスは決まる、

レシーブも決まる、ポーチはどんどん決まる。見ている間に1STセットを6-2で獲得。

小生もリーグ戦を時々見てますが、これほど強くて上手い福永・井上組は初めて見ました。

ショットは小生60年前の在学時代の名選手 善野・多久・市山・徳田選手のプレーに見劣りするものではない

程で、リーグ戦中に現役諸君は随分成長上達しているのだと感じました。

続く2NDセットも6-2で連取、ダブルス3-0とリード。

シングルスは、No6松井君(3年)とNo4山本君がこれも伸びのびプレー、楽しみながら勝ち、結果は5-0で

完勝。山本君は4年生ダブルスを組んだ中橋君と共に2部昇格という最高の思い出を残して卒業。本当に

最高でしょうね。

 来年は2部で戦う訳ですが、今年のレギュラーから抜けるのは山本・中橋君の2名だけ。後の5名は残るし、

イレギュラーや1年生の成長を期待すると十分戦っていけると思います。

今年の応援で印象的なことは、神戸大庭球部部員が他大学に比べ圧倒的に多く、大きなエネルギーの差を

感じました。この状態をいつも絶やさぬ為に、新人の勧誘も計画を立て、実行して下さい。

大学の運動部は個人商店の運営と同じで、後継者の人材が切れれば衰退しかありません。この点若いOB

各位もいつも考えてやってほしいと思います。 

それからOBでは、澤田会長・吉岡総監督・福永男子監督・三田女子監督がリーグ戦中、いつも現役に付き

添い、助言や支援をしているのを見るにつけ、頭がさがりました。これも2部昇格の大要因で感謝・感謝です。

またご父兄の温かい応援も多数拝見、小生の現役時代にはとても考えられないことでした。以上観戦中に

感じたことを述べました。
       
 以上