祝  辞


2015年11月1日       
神戸大学硬式庭球部部長  山口 泰雄


祝賀会にご参集の皆さん、そしてテニス部員の皆さん、本日は、本当におめでとうございます。

学会出張のため、皆さんと共に、おいしいビールを飲めないのが残念ですが、一言、お祝いを申し上げます。

 男子部の念願の3部昇格、女子部の入替戦の勝利、本当に嬉しく思います。OB・OGの皆さん、長く

苦しかった時代を乗り越えた現役部員の活躍に対して、さぞかしお喜びのことと察します。

 まず男子部の皆さん、昨年のリーグ戦は、残念ながら1ポイントの差で、入替戦に進めませんでした。

そして皆さんには、『この悔しさを忘れないでほしい』『特に、ダブルスを強化してほしい』とお願いしました。

 『練習は嘘をつかない』 若林主将を中心にしっかりとまとまり、皆さんの、日々のひたむきな練習の

積み重ねが、3部昇格につながったと思います。

 入替戦において、びわこ成蹊スポーツ大学に対して、大逆転で勝利を収めることができたのは、『考え

るテニス』によるものと思います。パワーではスポーツ系学生に負けますが、シングルスにおいてファー

ストセットを落としながら、2ポイントを取ったことが勝利への転機になりました。相手のパワーに耐え、

弱点をねばり強く攻めた『考えるテニス』が勝因です。

 女子部の皆さん、4年生が不在の中、安達主将を中心にひとつにまとまりました。入替戦では、『4部を

守るのではなく、チャレンジャーとして戦ってほしい』とお願いしました。下部リーグとの入替戦という

プレッシャーに耐え、よく頑張ってくれました。来年のリーグ戦は、今年のメンバーを中心に戦えることが

できるのは、大きな強みです。

 これからの1年の課題は、『つなぐテニスから、攻めるテニスへの挑戦』です。しっかりとラリーを続け

ながら、チャンスボールを積極的に攻撃する練習と実践に取り組んでほしいと思います。


 最後に、澤田会長、吉岡幹事長をはじめ、OB・OGの皆さんによる、日頃からの温かいご支援に対して

心から御礼を申し上げます。現役部員の皆さんが創ってくれたレガシーを誇りに思います。これからも、

佐宗主将と安達主将を中心にして、フィジカル面を強化し、『考えるテニス』で練習を重ねてほしいと思います。  
 
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