通信-5

主将挨拶(リーグ戦に向けて)



男子部主将 栗原 健   

我々神戸大学硬式テニス部の男子部は現在4部です。OBの先輩方からみれば歯がゆい現状であり、

現役の学生からみれば悔しい現状でもあります。人数が少なくサークルのメンバーを出したことも

ありました。この数年間のくやしさを全てこの最後のリーグにぶつけたいと思います。

人数も19人(内2人マネージャー)になりました。人数だけでなく実力もあがっていることを証明します。

OBの先輩方にはいつも応援していただいてありがたく思っています。

この恩返してから私も神戸大学硬式テニス部を去りたいと思います。



女子部主将 岡田 奈海   

「全員でリーグを戦い、三部昇格」これが、私の目標です。全員でリーグを戦うという目標は、

イレギュラー・レギュラー関係なく、全員がリーグに本気で望み、がむしゃらに、時に冷静に、

一つ一つの勝利に携わっていけるようなチームでないと、成し遂げることはできません。

 冬から春にかけての就職活動を通して、面接でテニス部のことを話すたび、自分は本当にテニス部

一筋に学生生活を送ってきたのだということを再確認しました。そして私がテニス部でこれからどんな

活動をしていきたいのかも、考えさせられる、いい機会となりました。

 私が主将になって約9ヶ月、同回生や後輩に助けられながらも、ここまで部活を運営してきました。

同回生は実力が均衡し、良きライバルとして切磋琢磨しています。信頼できる同回生だったからこそ、

今の部活を作り上げてこられたのだと思います。後輩はとても一生懸命に練習に取り組み、正規

練習がない日にもコートに来て活発にボールを追いかけています。そんな姿を見て、私はまた

「頑張ろう」と思えます。

 そんな恵まれた環境の中で、みんながもっとテニスに本気で向き合うために出来ることはなんだろう。

 その答えは、新コーチの導入でした。4月からの鷺池コーチとの連携のもとに、現在テニス部では、

「テニスに対する意識の違い」が育ってきたように思います。

 「テニスは上手いのに、試合は下手。もったいないなあ。」鷺池コーチに替わってから最初のコーチ

練習で言われた一言は、まさにその時の女子部を表している言葉でした。練習でどれだけ試合を

意識できるか、どれだけポイントの取り方を意識できるかが今後の課題になってくると確信しました。

 それからは自分自身も、他の部員も、「一ポイントの大切さ」をすごく意識するようになってきたと

思います。「テニスがうまい」ことと、「試合に勝つ」ことはイコール関係にないということをしっかり肝に

銘じ、「ポイントの積み重ね」を大切にしてリーグ戦に臨みたいです。

 9月までの残り三ヶ月、自分にできることをしっかりとやりきり、学生生活の集大成を皆さんに

見せていきたいです。

応援よろしくお願いします。