第1回関西オープン ベテランミックス選手権大会に優勝して 渡辺健一(S28) |
本年棹尾を飾る公式戦、第一回関西オ−プン・ベテラン・ミックス選手権が11月18日〜20日開 催されました。 |
合計年齢130歳の部に渡邊健一・高木陽子(芦屋国際LTC)と佐野健・青柳佳代(甲子園・芦屋 国際)が第一、第二シードで出場しました。 |
佐野組は準準決勝で負けてしまいましたが、渡邊組は決勝戦で中村靖之介(関学OB)・河内 恵巳子(大阪国際LTC)組を3-6、7-6(2)、6-0で破り優勝しました。 |
大変な激戦で渡邊は第2セット中盤から両脚と右手が痙攣を起こし、筋弛緩剤を飲みながら頑 張り通して勝ちました。 小生はおそらく全参加者の中で最高年齢だったと思いますが、久しぶり の「気力」の勝利でした。今年は無冠で終わるかと思っていましたが、最後のチャンスをものに出 来て幸いでした。善野さんには最後まで連日応援に来て頂きまして深謝しています。 |
善野さんの戦評: |
オメデトウ御座います。見ごたえありました。その精神力には脱帽です。現役に見せて見習っ て貰いたいMATCHでした。 |
1ST SETは取るべきGAMEを殆どFORTY ALLから落とし、2ND SETは一時もうあかんとゆう場 面もありましたが、そこはさすが(戦中派?)戦意満々日頃の練習の成果で戦力もFOLLOW。 FINAL SETはさすがの靖之助組もお手上げでした。 |
1回戦より全試合を通じてそれまで珍しく不振のMS.高木も FINAL SETは球に伸びが出てきて 相手を翻弄、会長のFOREHANDは言わずもがなEVERY STROKES此れこそ”テニス 自由自在” といったGAME運びで会心の勝利でした。第1回大会の優勝でもあり余計にお目出度いし、いつ までも記憶に残る仕合となることでしょう。CONGRATURATIONS AGAIN! |
佐野さんのお祝いメッセージ: |
おめでとうございます。 この知らせを待ちわびておりました。ほぼ6〜7歳も若い中村君とフルセットを渡り合い、両足、 右手の痙攣をも、ものともせず最後まで頑張り通されたファイトたるやお見事という以外有りませ ん。ご苦労様でございました。今日はゆっくりとお休み下さい。高木さんにもおめでとうとお伝え下 さい。 |
ところでもう一つ裏話をしますと、私が準々決勝で負けて一足先に会社に戻るためバス停まで 行くと そこに明日準決勝で渡邊組と対戦する、岡山の太田・松島さんが居て、今勝って来たの で大ご機嫌、岡山弁丸出しで太田さん「わしゃ頭が真っ白やけん、皆年寄と思ぅちょるが今58歳、 このおばさんが若くてがんばって居る時から教えてもろちょるが、今はわしが走り回り拾い回って やれる。わしが年寄とおもて、相手が油断しよるのが付け目」 軟式ご出身でファイト満々。パー トナーの松島さんは元競輪選手、関西での大きな大会で何度もの優勝は勿論、全日本や国際 試合にも参戦する名物おばさん。 |
「昔は頑張りよったが、今はわしゃ出来るだけ触らんようにしちょる。 目の前に来た球は打たに ゃしょうがないが 後はこの人に任せ うまく逃げるようにしちょる」 「もう何十年もくんじょるけん お互いにようわかっちょる。」 「明日も走りまわるけん。」と大変な鼻息でした。 130歳以上に出 てくると言う事は松島さんが72歳以上と言う事。 渡邊さんにこの事をゆうておかねばと思いながら会社に戻ると色々雑務が溜まっていて忘れてし まい結局伝えられませんでしたが、案の定 渡邊さんに試合後電話で聞いたところではあの太 田言う人がよー走り回りよて、7-5、7-6とストレート勝ちながら大分体力を消耗してしまい決勝戦 での痙攣の元にになったとのことでした。 |
私が昨日の二人の会話を前もって伝えられなかった事をお詫びすると、58歳と言う事を前もっ て聞いてたら負けとったかもしれんとカバーして下さいました。 中村靖之介氏どころか16歳も年 下の人を相手に頑張られた事になります。 何としても御立派でした。 |
市山さんのお祝いのメッセージ: |
優勝おめでとうございます。 それにしてもすごい優勝戦でしたね。第二セット中盤で右手と両足に痙攣を起こされながら、タ イブレークでとり、さらにフアイナルセットを6-0で押し切られた気力には感心いたしました。高木 さんもさぞ喜んでおられるでしょう。 お祝いまで。 |