第79回 関西オープンテニス選手権大会 (ベテランの部) |
例年会場となっている甲子園テニスクラブが阪神タイガースの室内練習場建設工事の 為使えず今年は鳴尾浜の薬業コート、香枦園テニスクラブ、芦屋ローンと三ヶ所に分かれ て8月25日より夫々のクラス別(男子35才より5才刻み75歳以上まで、女子40才より70歳 以上まで、但し男子75才、女子70才は複のみ)の試合が開始された。神戸大学庭球倶楽 部(KUTC)のメンバーからは65才以上ダブルス(28組エントリー)に南後(昭和37)は何時も のパートナー猪熊(東大OB)と組んで、善野(昭和32)はこれもお馴染みの齋藤(関学OB) と出場。 |
南後・猪熊組は2回戦で第5シードを、準々決勝では第4シードをいずれもフルセットの末 破り準決勝に進出したが、ここで今回の優勝チーム(高瀬・渡辺組)にフルセットの末惜敗 ベスト4。 善野・齋藤は善野選手が試合前の大事な時に体調不良(発熱・異常な肩の激 痛)に見舞われそれを試合にまで引きずってしまい、相手の好調も有って緒戦フルセット の末惜しくも敗退した。 尚出場するかと思われた石田・米川組(昭和34年)は結局出場し なかった。 |
70才単(17名エントリー)では石川(昭和28)は準準決勝でフルセット、惜しいポイントを落 としファイナル4-6で惜敗。70才複(エントリー9組)は石川・菅井(昭和30)、渡邊(昭和28)・ 佐野(昭和30)が出場、準々決勝は6-0,6-0及び6-1,6-1と夫々軽く突破、準決勝で石 川・菅井組はNo.1シードにストレートで敗れ、渡邊・佐野組も前回の大毎大会で敗れたペ アー(今回優勝の宮地・森組)に1st 5-3でリードセットポイントを掴みながらも5-7で落とし 2ndも一時リードしたが4-6とストレートで敗れ、何れもベスト4に終わったが 夫々75ポイン トを獲得した。 |
今回は全日本ベテラン選手権(10月6日より名古屋)の直前のJOP対象大会であった が、関東毎日トーナメントで雨の為日程が合わずベスト8で棄権した南後・猪熊組は今回 ベスト4で100ポイントを獲得一人当たりのJOP持ち点が141となって合計282ポイントで全 日本出場可能と思われる。その他70才以上単の石川、70才以上複の渡辺・佐野、石川・ 菅井組が夫々全日本出場の為のポイントは十分確保し活躍を期している。 |
以上 (佐野 記) |