第78回毎日オープンテニス選手権大会(ベテランの部) |
関西で今年初めてのJOPランキング(Japan Official Point Ranking)対象の上記大会が5 月12日から甲子園テニスクラブ他の会場で開催され、KUTCメンバーは全てダブルスで渡 辺健一(旧23回)・佐野健(新3回)組、菅井闊(新3回)・納屋和夫(関学OB)組、善野史郎 (新5回)斉藤博(関学OB)組、石田敏朗(新7回)・米川毅(新8回)組、南後浩(新10回)・ 猪熊研二(東大OB)組、近藤宏(新11回)・中野尭司(新12回)組みの6組12名(但し3名は 他学OB)が参加しました。 |
70歳以上(エントリー10組) 準々決勝で菅井・納屋組は今大会優勝した森・宮路組に1stセットをタイプレークで取っ たが2nd、finalセットを連取され惜敗、渡辺・佐野組は昨年の全日本ベテラン大会準優勝 で稼いだポイントでNo.2にシードされたが、一回戦を勝ち上がって来た武田・渡辺組に苦 戦、1stセットを落としたが、2ndは簡単に、finalは7-5と辛勝、準決勝で森・宮路組と対戦 し頑張ったがfinal4-6で取られ菅井組のあだ討ちはならずベスト4で65点を稼いだ |
65歳以上(エントリー32組) 昨年からペアーーを組んでいる石田・米川組は緒戦で第7シードの組に当たり、1stは二 人の動きがかみ合って相手をうろつかせ一時はリードしたが5-7で取られ、2ndは陣形乱れに付け込まれ2-6で敗退した。南後・猪熊組は三回戦で第5シードを破り準々決勝でfinalタイブレークに持ち込んだが惜敗。ベスト8で33点を稼いだ。過去この大会で4回優勝している善野組は、善野が昨年のこの大会でふくらはぎの筋肉を傷めたため、その後の試合に出ずポイント不足でシードが付かなかったが、二回戦で第8シードを破り三回戦は軽く突破、準々決勝では第1シードを破って出てきたペアーをセットオールの激戦で破り準決勝に進んだが、今回優勝したペアーに惜しくも6-7、2-6で敗れベスト4、85点を稼いだ。 |
60歳以上(エントリー30組) 前の第39回東京オープンでもfinalタイブレークで敗れ関西の公式戦に初参戦した近藤・中野組は第7シードのペアーに破れ緒戦を飾れず、矢張りクラブテニスと公式戦との違いを思い知らされた結果となった。実力的には相当高いレベルのあると思われ、7月31日から金沢で開催される北信越ベテラン大会、8月14日から東京の毎日オープンに出場、初勝利を目指すが今後公式戦の回を重ねるごとに成績が上がってくるものと思われる。 |
次回関西での大会は関西オープン(8月25日〜9月1日)で判っている所では70歳以上に渡辺・佐野、石川・菅井、65歳以上に善野・斉藤、石田・米川の各組が出場予定。 |
※注 JOPとは日本テニス協会に選手登録(毎年更改登録料\3,000)した選手は対象公式試合に参加すればその大会の規模、参加選手数(または組数)、戦績により種目別(年齢別・単複別)に決められた獲得ポイント(獲得した時より1年間有効)のベストポイント2個の合計がその選手のもちポイントとなる。ちなみに本年6月末現在70歳以上ダブルスの佐野の持ち点は昨年の全日本準優勝で260点プラス上記65点=325点で渡辺さんと同じく5位タイ、ペアーで言えば3位となる。一位ペアーの選手一人の持ち点380、二位375、十位に石川哲二さん(新1回)が244点(単は263点で6位)、菅井さんは33位の45点となっている。 |
(佐野 記) |